こんにちは、最近食べ過ぎ気味なかざみです!
実は最近、七味唐辛子にはまっておりまして、おかずに合わせると箸が止まらない(笑)
ついつい食べ過ぎてしまうというわけです。
そんな私を虜にした、みんな大好き七味唐辛子について調べてみました!
そもそも七味唐辛子って何?一味との違いは?
「七味唐辛子」とは、粉末状にした唐辛子に香辛料や薬味を混ぜて作った調味料で、素材として使われるのは主に以下の7種類。
・唐辛子・黒胡麻・陳皮・麻の実・けしの実・あおさ・山椒
ちなみに「陳皮」とは、乾燥させたミカンの皮のことを指し、漢方薬の原料の1つとされています。
個人的に驚いたのが、七味って7種類じゃなくてもいいみたいなんですよね。
厳密に「こうじゃなきゃいけない!」というわけではなくて、例えばプラスでニンニクをいれてスパイスを効かせたり、柚子を入れて風味を出したりと、以外にも組み合わせは自由。
なので、素材が7種類でなくても「七味」というらしいのです。
これに関しては、めちゃめちゃ「へぇ~」ってなりました(笑)
そういうことであれば、自由に素材を組み合わせた「オリジナル七味」を作ることも可能なわけで。
僕的には、陳皮の代わりにグレープフルーツの皮を入れてみたいなぁと思ってみたり。
お次は「一味唐辛子」について。
一味に使われる素材は1種類のみ。
・唐辛子
やっぱりなって思いましたよね(笑)
僕もそう思いました(笑)
ただ、素材として使う唐辛子の種類によっては辛さや風味が変わるので、好みに合わせて選ぶことができそうです。
七味唐辛子のルーツ
七味唐辛子が誕生したのは1625年(寛永2年)。
初代からしや徳右衛門が、漢方薬を食に利用できないかと考案し作られました。
その後、薬研堀(現在の東京都東日本橋)で売り出されたのをきっかけに江戸中に広がります。
当時の江戸では、比較的ポピュラーな食べ物であった蕎麦に七味が合うってことで、さらに人気が高まったみたいですね。
ちなみに薬研とは薬をすりつぶす道具を指し、その名の通り周囲には医者や薬問屋が集まっていたそうで、別名「医者町」といわれていました。
七味唐辛子ってそんな昔からあったんですねぇ。ちょっと意外でした。
日本三大七味
全国には数えきれない程の七味唐辛子が存在していますが、その中でも長い歴史を持つ「日本三大七味」と呼ばれる七味唐辛子が存在しているのをご存じでしょうか?
390年の歴史を持つ「東京浅草 やげん堀」
360年の歴史を持つ「京都清水 七味家本舗」
280年の歴史を持つ「信州根元 八幡家礒五郎」
ちなみに、七味唐辛子に使われる素材にも、お店ごとにこだわりがあったりします。
ご紹介した「浅草やげん堀」「七味屋本舗」「八幡屋礒五郎」それぞれで使われている素材を見てみましょう。
・東京浅草 やげん堀(唐辛子・焼唐辛子・けしの実・麻の実・粉山椒・黒胡麻・陳皮) ・京都清水 七味屋本舗(唐辛子・陳皮・胡麻・麻種・紫蘇・山椒・生姜) ・信州根元 八幡家礒五郎(唐辛子・生姜・紫蘇・山椒・陳皮・胡麻・麻種)
使われる素材によって、味わいや風味などが変わるみたいだよ!
自分好みの七味唐辛子を見つけてみよう!
まとめ
普段何気なく使っていた七味唐辛子も、いろんな種類があって、いろんな楽しみ方ができます。
料理の美味しさをさらに高めてくれる七味唐辛子。
今日の晩御飯のおかずに、ちょびっと足してはみませんか?
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