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「木綿豆腐」or「絹ごし豆腐」あなたはどっち派?豆腐の違いを徹底解説!

雑 記

こんにちは、かざみです!

普段何気なく食べている豆腐ですが、料理によって使い分けされている方も多いかと思います。
しかし、こんな風に思ったことはないですか?

作り方の違いって何?栄養価の違いはあるの?料理に適した豆腐を知りたい。 

この記事には、そういった疑問を解決できるように、豆腐のあれこれを詰め込んだ内容となっております!

読んでいただければ、豆腐博士になれるかも?笑

てことで、スタート!!

「豆腐」発祥の地

豆腐発祥の地は、中国とされています。

そして、日本に伝わってきたのは710年~784年の奈良・平安時代とされていますが、明確な記録がないのであくまでも参考程度に、、

ちなみに当時の豆腐は、僧侶や貴族などのいわゆる「特別階級」の人たちの食べ物とされていました。

しかし江戸時代以降、徐々に庶民の生活に取り入れられるようになり、以後多くの人に食べられるようになったそうです。

「豆腐」の種類

皆さんご存じかとは思いますが、どんな豆腐があるのかさっとおさらいしてみましょう。

木綿豆腐
 絹ごし豆腐
 おぼろ豆腐(寄せ豆腐)
充填豆腐

というように、主にこの4種類に分かれるかと思います。

ちなみに、大豆を原料としたものを「豆腐」と呼びますが、例外的に大豆以外で作られたものでも豆腐と名付けられているものもあります。

 〇杏仁豆腐・・・杏仁の種のエキスに牛乳を加え、寒天やゼラチンで固めたもの。
 〇玉子豆腐・・・玉子と出汁を混ぜ合わせ、蒸しあげたもの。
 〇胡麻豆腐・・・胡麻をすり潰し、そこに葛粉または片栗粉を加えて固めたもの。

これらは、食感が似ていることから「豆腐」と付けられたそうです。

かざみ
かざみ

「くるみ豆腐」というのもあるみたい!くるみを原料とし、作り方は胡麻豆腐と同じなんだとか。知らなかった、、

「豆腐」の違い

ここからは豆腐の違いを「作り方」「栄養面」「適した料理」に分けてみていきましょう。

作り方

「木綿豆腐」

凝固(豆腐のもととなる豆乳に凝固剤を入れ、均一に行き渡るようかき混ぜます。)
         ↓
崩し(固まったものを一度崩します。これは余分な水分・油分と分けることで、次の工程で使う型箱に入れやすくする為です。)
         ↓
型入れ・圧搾(崩した豆腐を柄杓などで穴の開いた型箱に入れていきます。予め型箱には布などを敷いておき、最後に重石などで上から圧をかけ、固めながら水分を抜いていきます。)
         ↓
型出し・水晒し・カット(型箱の中の豆腐を水槽へと取り出し、水晒しを行います。その後、一定の大きさに切り分けられていきます。)
         ↓
包装・出荷・販売


「絹ごし豆腐」

絹ごし豆腐は、木綿豆腐の作り方から「崩し」と「型入れ・圧搾」を省いたもので、そうすることで水分を多く含むことになり、なめらかな口当たりの絹ごし豆腐ができます。

凝固
  ↓
型出し・水晒し・カット
  ↓
包装・出荷・販売


「おぼろ豆腐(寄せ豆腐)」

木綿豆腐作りの作業工程「型入れ」前の寄せた状態のものを、器に盛って出します。崩した豆腐を寄せたままであることから「寄せ豆腐」とも言われています。


「充填豆腐」

豆乳を一旦冷やしてから、凝固剤と一緒に1丁ずつ容器に注入(充填)・密閉し、最後に加熱して凝固させます。
特徴としては、他の豆腐とは違い型箱に入れない点と、水晒しをしない点が挙げられます。
口当たりが滑らかで、別名「充填絹ごし豆腐」とも呼ばれます。

栄養面

同じ豆腐と言えども、「木綿豆腐」「絹ごし豆腐」とでは含まれる栄養価が違います。

「木綿豆腐」(可食部100g当たり)

・エネルギー 73kcal
・たんぱく質 7.0g
・脂質 4.9g
・炭水化物 1.5g
・食塩相当量 Tr(トレース/微量)
・カルシウム 93mg
・鉄 1.5mg
(以下略)

<出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)>
「絹ごし豆腐」(可食部100g当たり)

・エネルギー 56kcal
・たんぱく質 5.3g
・脂質 3.5g
・炭水化物 2.0g
・食塩相当量 Tr(トレース/微量)
・カルシウム 75mg
・鉄 1.2mg
(以下略)

<出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)>

以上のように、木綿豆腐では「エネルギー(カロリー)」「たんぱく質」「脂質」「鉄」が、絹ごし豆腐では「炭水化物」が多く含まれていることがわかります。

少しの差ではありますが、同じ豆腐でも作り方が違うだけで、栄養価にも差が出るということですね。

適した料理

様々な料理に使われる豆腐ですが、その魅力を最大限引き出す為には、料理に適した豆腐を使うことが重要です。


「木綿豆腐」

木綿豆腐は一度崩したものを固めているので、中に隙間があり味が染みこみやすいのが特徴です。その為、煮物にすると味がしっかりと染み込むので非常に美味しく仕上がります。また、しっかりとした固さがあるので、焼き・揚げなど万能に使うことができます。

麻婆豆腐
 あんかけ豆腐

「絹ごし豆腐」

絹ごし豆腐は、つるっとしたのど越しを活かした料理がおすすめです。冷奴や、味噌汁・お吸い物などの汁物との相性も良く、しっとりとした口当たりを楽しめます。

 冷 奴

まとめ:使い分けが美食を生む!

と、カッコつけてみました(笑)

正直僕は、普段木綿豆腐ばかり食べていました。

それこそ、冷奴の時も。

だって固い方が「食べてるなぁ」って気がして(笑)

結局のところ、好みの問題もあるので自由でいいと思いますが、せっかくなら上手く使い分けて美味しい食事にしましょう!

ってことで。


おわり!

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