〇 ギターを始めたいけど、何を揃えればいいのかわからない。 〇 できるだけ低予算で始めたい。 〇 とにかく必要なものを教えてほしい。
ギターを始める際に必要な物といえばもちろん「ギター本体」ですが、それ以外にも、最低限必要な物や揃えたほうが良いものなど、準備するものは多くあります。
価格や質の違い、種類が豊富にあるものも多いので、全てを一つ一つ揃えようとすると初心者にはなかなか手間のかかるものです。
僕もギターを始めるときは「最初に何を買えばいいの?」「なんか面倒だな、、」って思っていました(笑)
結局、とにかく早くギターを弾きたい!ってことで、全てが揃ってる入門セットにしました!
特にこだわりとかもなかったので、、笑
そこでこの記事では、私かざみの経験も踏まえて、入門セットをオススメする理由をメリット・デメリットに分けて、わかりやすく説明していきます。
初心者ギタリストが「大事にすべきこと」もまとめてありますので、是非最後までお付き合いください!
入門セットとは?セット内容の紹介
入門セットとは、初心者がギターを始める際に必要なアイテム数点を、ギター本体とセットで販売しているものを指します。
その主なセット内容がこちら。
・ ピック
・ チューナー
・ ギターケース
・ ギタースタンド
・ ストラップ
・ カポタスト(アコースティックギターのみ)
・ アンプ(エレキギターのみ)
・ シールド(エレキギターのみ)
セット内容によっては入っていないものもありますが、大体このような内容です。
名前だけ聞いてもわからないという方は、別の記事で詳しく紹介していますので、是非そちらを参考にしてください⇩
ちなみに、入門セットには入っていないけどあるといい物もご紹介。
それがこちら⇩
・ ストリングワインダー
・ ヘッドフォン(エレキギターの場合)
・ クロスやクリーナー・工具などの手入れ道具
・ 替えの弦
・ 教則本
こちらについても、上記でご紹介した別記事にて詳しく説明していますので参考にしてください。
入門セットのメリット・デメリット
セット内容が一通り分かったところで本題。
入門セットのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
メリット① 出費を抑えられる
必要な物を1つ1つ揃えるよりも、セット購入した方がコストを抑えることができます。
ギターに関してもその他のアイテムに関しても、初めから高価なものを使う必要はないと思います。
もし仮に、途中でギターを弾かなくなってしまった場合、費用が無駄になってしましますよね?
万が一途中でやめてしまっても、初期費用が安ければその分傷も浅いのではないか、、、
という考えです(笑)
ただ、どうしても欲しいギターがある!とかなら話は別。
使うギターやアイテムにこだわりがあれば、その分練習にも身が入りますからね!
特にこだわりがなくて、少しでも出費を抑えたい人にはメリットになります!
メリット② 手軽に始めることができる
もちろんコスト面もそうですが、必要最低限のものをまとめて揃えることができるので、手間がかからない!
買ったその時から練習を始めることができます!笑
始めるまでの時間や手間を、省けるに越したことはありませんからね。
ギターを弾きたい気持ちが冷めてしまう前に、練習を始めましょう!
メリット③ 自分に合うものが見つけやすくなる
入門セットは初心者向けに組まれている内容なので、正直アイテムの質はそこまで良くないです。
ただ、そういった初心者向けのものや、比較的安価なものを知っておいても損はありません。
「自分に合うものであれば安価な物でもいいじゃん!」と思うかもしれないし、「いや、やっぱり質のいいもの・高価なものを揃えたい!」と思うかもしれない。
そのきっかけを作ったり見極める目を養うのに、まずは入門セットを買うという選択肢はありだと思います。
デメリット やはり質は落ちる
デメリットに関しては、正直これに尽きます、、
上記でもお話ししましたが、入門セットは初心者向けに組まれているものになります。
それ故に、どのアイテムに関しても質は落ちます。
特に、エレキギターに使われる「シールド」や「アンプ」に関しては実践向きではなく、あくまで練習用としてみておいた方がよいでしょう。
ギター本体に関していうと、特に安価なものの場合は多少注意が必要です。
例えば「チューニングが合いずらい」とか「他のギターと比べると音の質が悪い(音が軽い)」とか、やはり安いなりに欠点はあります。
ある程度弾けるようになってくると、よりそういった点がに気になってくるでしょう。
ただそうなる頃には、新しく欲しいギターも見つかっているだろうし、色々と自分で揃えてみようかと思うタイミングなので、その時に新調すればいいのではないかと思います。
もしどうしても気になるという方は、入門セットの中でも少し値の張るものや、歴史あるメーカーのものを買うといいです。
口コミなどで、実際に購入した人の感想を見てみるのもオススメ!
オススメの入門セット&口コミまとめ
数多くある中から、個人的にオススメする入門セットをご紹介します!
アコースティックギターで2種類、エレキギターで2種類ピックアップしましたので是非参考にしてください!
HONEY BEE F-15/TS 初心者入門16点セット
1つ目にご紹介するのは、楽器販売の有名オンラインショップ「サクラ楽器」から販売されている「HONEY BEE(ハニービー)アコギ16点セット」です。
アコースティックギターには「ドレッドノート」と「フォークタイプ」の2形状あって、こちらはフォークタイプになります。
ドレッドノートに比べて、くびれ部分が大きくサイズはやや小ぶりなので、ギターを抱え込みやすく弾きやすい形状になっています。
軽やかで繊細な音質は、アルペジオとの相性もいいです。
価格は¥12,800(記事作成時のAmazon価格)
メンテナンスグッズやクリップ式チューナー・カポタスト、教則本(DVD付)まで入ってこの価格は正直驚きです(笑)
ただ、ギター本体の質だけで見ると、まぁ安いなりにといったところでしょうか。
初心者向けで、弾けるようになるまでの1本と考えれるならオススメしたい入門セットです!
●口コミまとめ●
安くて少し不安だったが、特に気になる点はなかった。
最初に買うものとしては、とても良いと思った。
セット内容が充実していて、コスパ〇!
しばらくはこれで練習して、飽きなければ数年後に中級者向けのものを買おうと思う。
音が悪く、弾きずらい。
教則本もわかりずらく参考にならない。
口コミでは、「安くて良い」「最初はこれくらいで十分」という肯定的な意見が多いながらも、「作りがお粗末」「弾きずらい」など、ギターそのものに対しての否定的な意見もみられました。
YAMAHA F315D 15点入門セット
2つ目にご紹介するのは、有名メーカー「YAMAHA」と、ギター・ベース・ドラムと様々な楽器を取り扱っている「イシバシ楽器」とコラボしたアコースティックギター「YAMAHA F315D 15点入門セット」です。
こちらは、1つ目にご紹介したギターとは違い「ドレッドノート」という形状になります。
ドレッドノートの特徴として、音に力強さがあり、ストロークした時の迫力ある音質は、フォークタイプとは違った魅力を感じることができます。
価格は¥23,980(記事作成時のAmazon価格)
少し価格は上がりますが、そこは信頼のブランドYAMAHA。
初心者向けのギターとして申し分ありません。
セット内容も充実していて、クリップ式チューナーやカポタストはもちろん、教則DVDやコード早見表も付いているので、初心者には嬉しい内容になっています。
●口コミまとめ●
とてもキレイな音で大変満足している。
この価格でこのギターであれば十分。初心者にはありがたいセット内容。
有名メーカーであるYAMAHAなら問題ないかと思い購入。ギターには満足しているが、付属品が微妙だったので、個別で揃えようと思う。
全体的に作りが雑に感じた。
口コミでは、「さすがYAMAHAブランド」「この音でこの値段なら良い方だと思う」とギターに対しての高評価は多かったです。しかし、「チューナーがすぐ壊れた」「弦がすぐ切れた」など付属品に対しての否定的な意見はみられました。
PhotoGenic LP-260 初心者入門エントリーセット
3つ目にご紹介するのは「PhotoGenic LP-260」という、レスポールタイプのエレキギターです。
エレキギターにも様々な形状がありますが、この「レスポールタイプ」は非常に人気の高いタイプのギターで、見たことあるという人も多いのではないでしょうか。
特徴としては、ボディが丸く可愛いイメージを持たれるかと思いますが、それなりに重量はあります。
音は太く中低音域がよく鳴り、音を歪ませることによってハードロックに最適な重厚な音を作り出すことができます。
価格は¥27,124 (記事作成時のAmazon価格)
シールドやミニアンプまでついてこの価格なので、かなりコストパフォーマンスに優れているといえますね。
ただ、この「PhotoGenic(フォトジェニック)」というメーカーは色々と賛否両論ありまして、価格こそは非常に魅力あるところなのですが、ギターの質に関しては良くも悪くもなく・・・といったところでしょうか。
値段相応のものだと考えておいた方が無難です。
とはいえ、個人的には初めの一本として考えるのであれば、十分使えるギターだと思います。
●口コミまとめ●
値段の割には使える。入門用に買うのであればこれで十分。
特に弾きずらさもなく、音も悪くないように感じた。
ただ、慣れてくると物足りなさを感じると思う。
塗装部分など、気になる点はある。
口コミでは、「いうほど音も悪くない」「昔は作りも酷かったが、最近になって良くなってきた」など、意外と口コミの評価は悪くありませんでした。どうやら昔は作りがお粗末で、それ故に「PhotoGenic =良くない 」といういうイメージがついてしまったようです。
それが改善され、今ではコスパ〇 品質〇のギターへと生まれ変わったということですね。
YAMAHA PACIFICA112V 初心者14点セット
最後4つ目にご紹介するのは「YAMAHA PACIFICA112V 初心者14点セット 」です。
YAMAHA「PACIFICA(パシフィカ)」は1990年の発売以来、ビギナー・プロ問わず沢山の人から愛されているギターになります。
上位モデルでは約7万もしますが、今回ご紹介するのは比較的安価なタイプなのでご安心を(笑)
形状は「ストラトキャスタータイプ」で、レスポールタイプと共に人気モデルになります。
ストラトキャスタータイプは、高音域が明るく繊細な音質の為、ジャキジャキとした歯切れのいいサウンドが特徴で、カッティングプレーとの相性もいいです。
また、「トレモロアーム」という金属の棒が付いていて、その棒を押したり引いたりすることで音を揺らすことができたりと、様々なサウンドを作り出すことができます。
価格は¥45,600 (記事作成時のAmazon価格)
多少値は張りますが、それも納得のギター品質ではないでしょうか。
こちらもシールドやアンプ、メンテナンスグッズも付いていますので、初心者には申し分ないセット内容だと思います。
●口コミまとめ●
とても弾きやすく、音も良い。
品質もコスパも初心者用では1番いい!
何を買えばいいのか悩んでいるなら、これをオススメしたい!
塗装や全体的な仕上がり具合も悪くない。
値段以上のギターだと思う。
付属のアンプもしっかり使えたし、コスパ良く満足。
ネックが細く握りやすいのも良かった。
口コミでは、「この値段でこのギターはかなり良い」「ギターの性能としては十分」とギターに関しての評価は全体的に良かったです。
「ソフトケースが付いていない」「付属品がなくギター本体だけ届いた」などの声もありましたので、購入する際はしっかりと確認しましょう。
ギターを購入してからが本番!
「色々と悩んだけど、ようやくギターを手に入れたぜ!!」で、満足していてはいけません。
初めてのマイギターにテンション上がるのも分かりますが、、笑
特に初心者が大事にすべきことがあります。
それを3箇条としてご紹介しますので、ぜひ意識して取り組んでみて下さい!
1.とにかく毎日ギターを触ること!
ギターに触れない時間が長く続くと、初めのうちは特に、飽きっぽさが出てきたり面倒くささが出てきたりします。
そうなってしまうと、本当にもったいない、、
少しでも弾けるようになると、楽しさを感じるようになってくるし、なにより向上心が生まれてきます。
そうなるまでは、たとえ15分・20分でもいいので、毎日ギターに触れるということを心がけてください。
2.挫折を乗り越えろ!
ギターを弾いていくうえで、心が折れそうな時が来ると思います。
「指は痛いし、コードも覚えられないし、そもそも上手く弾けないし、、」みたいに。
みんな初めはそうなんです。
どんなプロミュージシャンだっていきなりうまく弾けた人なんていないし、誰もが挫折を乗り越えて上達していっているんです。
そういうのは全部、楽しさに変えてやりましょう!
「これを乗り越えたら好きなあの曲が弾けるようなる!」
「このコードってあの名曲にも使われているんだぁ」
知れば知るほど、分かるようになればなるほど、さらに楽しさに気付いていけるはずですよ。
3.誰かに聴いてもらおう!
ある程度弾けるようになってきたら、誰かに聴いてもらいましょう!
楽器仲間でもいいですし、友達や家族など、とにかく練習の成果を見てもらうことが大事です。
1人でずっとやっていてもモチベーションは上がりませんし、聴いてもらうことで気付けることがあったり、新しい目標ができたりするかもしれません。
恥ずかしがらず、思う存分弾いたらいいと思いますよ!
仮に失敗したとしても、ギターの良さや、あなたの良さを知っている人なら絶対に笑ったりしませんから。
ちなみに僕も、初めて友達の前で弾いたときは盛大に失敗しました(笑)
その子は経験者だったので、アドバイスをくれたんですけど、それが本当に嬉しかったですね!
まとめ
ギターを弾けるようになるまでは、時間もかかるし指も痛いしで、正直心折れそうになることも多いです。
それでも弾き続けていけば、今まで知らなかった音楽の世界を知ることができます。
バンドを組んでライブをしたり、路上で弾き語りをしてみたり、自分だけの曲を作ってみたり、楽しいことがたくさん待っています!
その為にはまず、ギターを買いましょう!笑
今回ご紹介した入門セットから選ぶもよし、自分の好きなミュージシャンが使っているギターを買うもよし、納得いくまで探してみて下さい。
将来、この記事を読んでくれた人のライブにでもいけたらいいなぁ。
おわり!
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